「SPF」と「PA」の違いは?どっちが大事かなどの疑問を解決

日焼け止めを選ぶときに必ず目にする「SPF」と「PA」。なんとなく数値が高いものを選んでいませんか?この記事では、それぞれの意味や違い、使い分けのポイント、さらに肌への負担やおすすめアイテムまで詳しく解説します。

 


目次

SPF・PAとは?それぞれの役割

UVの違い

SPFとPAの違い

【結論】どっちが大事?

【選び方】SPF・PA、どちらを重視すべき?目的別に解説

【効果と持続時間】SPF50+/PA++++って本当に必要?肌に悪い?

数値が高いと肌への負担はある?

軽くて崩れにくい!ノーファンデ派にもおすすめの日焼け止め

【Q&A】日焼け止めのSPF・PAに関するよくある疑問

Q1.SPFとPA、どっちが大事?

Q2.PA+++とPA++++の違いって?

Q3.SPF50って肌に悪い?

Q4.SPF30じゃ足りない?

 

SPF・PAとは?それぞれの役割

日焼け止めに記載されている「SPF」と「PA」の役割を知るうえで、まずは知っておくべきことは「紫外線(UV)」について。
ひとくちに紫外線といっても、波長の長さや影響する部分によって3種類に分けられることをご存じですか?

 

UVの違い

 

UVA(紫外線A波) ・地表に届く紫外線の役9割を占め、波長が長いため肌の奥の真皮にまで届く
・シワやたるみの原因になる
UVB(紫外線B波) ・表皮にダメージを与え、赤く炎症を起こす
・メラニンの生成を促すことで、シミやそばかすの原因になる
UVC(紫外線C波) ・オゾン層に吸収されるため、通常は地表に届かず、私たちの肌には影響しない

太陽の光は、赤外線・可視光線・紫外線に分かれます。このうち、肌に影響を与えるのが「紫外線(UV)」です。

紫外線には「UVA(紫外線A波)」「UVB(紫外線B波)」「UVC(紫外線C波)」がありますが、私たちが日常で気をつけるべきなのはUVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)の2つ。

 

SPFとPAの違い

▼SPFとは

  • UVB(紫外線B波)=赤くなる日焼け*¹、シミ・そばかすの原因に対応
  • SPF1=約20分防御*

*¹ サンバーン
*² SPF50で約16時間(あくまで目安)

 

SPF(Sun Protection Factor)は、UVB(紫外線B波)から肌を守る指標です。UVBは、肌が赤くなる日焼け(サンバーン)を引き起こす紫外線で、炎症や皮膚がんの原因にもなります。

 

▼PAとは

  • UVA(紫外線A波)=老化・シミの原因に対応
  • PA+〜++++までの4段階。+が多いほどUVAの防御力が高い

 

PA(Protection Grade of UVA)は、UVA(紫外線A波)への防御効果を示します。UVAは肌の奥に届き、シミやシワ、たるみといった光老化の原因になります。

 

【結論】どっちが大事?

SPFもPAも、どちらも紫外線から肌を守るために大切。ただし、「何を重視するか」によって選び方が変わります。

「UVBを防ぐこと」を重視する方はSPFを、「UVAを防ぐこと」を重視する方はPAを重視するとよいでしょう。

 

【選び方】SPF・PA、どちらを重視すべき?目的別に解説

 

  • 日常生活や短時間の外出:SPF30/PA+++程度で十分
  • 屋外レジャーや炎天下:SPF50+/PA++++推奨

 

目的や使用シーンに応じて、SPFとPAの数値を選ぶことが重要です。

強すぎる日焼け止めを日常的に使うと、肌への負担が増す場合もあります。TPOに応じて使い分けましょう。

 

【効果と持続時間】SPF50+/PA++++って本当に必要?肌に悪い?

使用シーン SPF値 PA値
・買い物
・通勤通学
・家の中
SPF10〜30 PA+~PA++
・短時間のレジャー
・短時間のスポーツ活動

※2時間程度の外活動
SPF30〜50 PA+++
・登山
・ハイキング
・スポーツ観戦
SPF30〜50 PA++++
・マリンスポーツ
・炎天下でのレジャー
SPF50~SPF50+ PA++++

 

数値が高いと肌への負担はある?

SPFやPAの数値が高いほど、紫外線防御力は上がりますが、その分紫外線をカットする成分も増える傾向があり、人によっては肌に合わない場合もあります。

「とにかく数値が高ければいい」という考えではなく、「その日どれだけ紫外線を浴びるか」に合わせて選ぶのが正解。

さらに、どんなに高機能な日焼け止めでも、こまめな塗り直しがなければ効果はキープできません

 

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*¹ メーキャップ効果による
*² シロキクラゲエキス(保湿成分)

 

【Q&A】日焼け止めのSPF・PAに関するよくある疑問

Q1.SPFとPA、どっちが大事?

A.どちらも大事です

どちらも必要です。SPFはUVB対策として、PAはUVA対策としてそれぞれ別の機能を持っています。

 

Q2.PA+++とPA++++の違いって?

A.PA++++のほうが、紫外線A波をより長く防げる

PA++++の方が、紫外線A波(UVA)に対する防御力がより高く、長時間ガードできます。強い紫外線を浴びる機会があるのなら、より防御力の高いものを選ぶのが安心です。

 

Q3.SPF50って肌に悪い?

A.肌質によります

SPF50が必ずしも肌に悪いわけではありませんが、紫外線をカットする成分が多くなる傾向があるため、肌に合わない場合も。使用シーンに合わせて選ぶのがベストです。

 

Q4.SPF30じゃ足りない?

A.室内や日常ならOK。屋外ならSPF50+推奨

日常生活や室内中心の生活ならSPF30で十分です。長時間屋外にいる場合やレジャーの際には、SPF50+を選びましょう。

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